ドックショーのこと


ドッグショーをやる方はご存知かもしれませんが、一般の方はどんなことをするのかわかりませんよね。

では、ちょっとだけシェルティのショーのお話です。(日本コリークラブの規定です)

シェルティのショーは春と秋に行われます。

人間の美人コンクールと一緒で、美しさ、バランス、知性、性格の良さなどがポイントとなり

それらは犬を立たせたり、走らせたり、主人とのコンタクトの取り方で判断されます。



ひとつのショーにいくつか、下記のようなクラスがあります。
★幼犬クラス(6-9ヶ月)

★未成犬クラス(9-12ヶ月)

★成犬クラス(1歳以上)

★一般クラス(年齢制限なし)


スペシャルクラス
そして、すべてのクラスの1位のシェルティを集めて更に競い、そこで優勝した子が、そのショーのWINNERとなります。
スペシャルクラス(当日のWINNERを含めて、過去にWINNERをとった犬達が集まり優勝すると認定賞が与えられます。)
よく、チャンピオン犬といいますが、このWINNERを4回取って初めてチャンピオン犬になれるのです。

チャンピオンクラス
そして、更に、チャンピオン同士での大会で、過去のチャンピオン同士が何頭か集まりここで優勝すると
サーティーフユケートを与えられ、4回優勝するとグランドチャンピオンとなります。

BOB・BOS戦
最後はグランドチャンピオン同士が雄牝共に集まり、雄の一番と雌の一番を決めます。
この日のトップに立った犬がBOBで、二番はBOSです。必ず雄か牝かどちらかがこの賞を取ります。

日本一決定戦
春4月頃になると、1年の集大成として日本全国から我と思うものが集まり、ベストシェルティ雄雌を決めます。
数百頭の中からたった1頭選ばれるのですから、とても名誉な事で、シルバーシオンは過去48年の間に自分が繁殖して手がけた犬がベストシェルティ・ベストコリーあわせて23回受賞いたしました。とても誇りに思っております。

シルバーシオンのシェルティを飼われている方が血統書を見られますと、お父さんがアメリカチャンピオンだったり
日本コリークラブグランドチャンピオン・・とかだったりすると思いますが、お父さんはたちは、たった1回優勝したわけではなくて
のしのしと勝ち上がってそんなふうなタイトルがついているのですね。

ドッグショーというと、ペットとして犬を飼われている方には別世界の話のようですが
少しだけ身近に思っていただければと考えます。皆さんのお母さんが、元ミス日本だったりしたら、少し鼻が高いですよね。